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iPad用の壁紙を作るにはどうしたらいい?

文●編集部

iPadでは、ロック画面とホーム画面にそれぞれ壁紙を設定できる。自分の手持ちの写真や自作のイラストを壁紙にしたいときは、Macを使って見せたい部分をトリミングしたり、解像度を変更しておくのがいいだろう。しかし、iPadの壁紙は、一体どのサイズで作ればいいだろうか?

iPadの画面サイズは1024×768ピクセル。しかし、iPadは縦横の向きの合わせて画面がくるくると回るため、このサイズで作ってしまうと画像が縦横で拡大縮小されてぼけた感じになる。例えば、iPadの長辺1024ピクセルに対して768ピクセルの画像の短辺がきた場合、768ピクセルの画像を1024ピクセルに拡大してしまうのだ。
これを防ぐためは横向きでも縦向きでも最大サイズが1024ピクセルになるようにする。つまり1024×1024ピクセルの画像を用意すればいい。解像度は72dpiでいい。

画像の加工は「プレビュー」で行おう。


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まず開いたら、[ツール]→[サイズを調整]を呼び出し、短い方の辺を1024ピクセルにする。このとき、下の[縦横比を固定]にチェックを入れておけば、短辺の縮小比率に合わせて長辺も縮小される。


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続いて[コマンド]+[A]キーで画像をすべて選択し、左隅を選択した状態で[シフト]キーを押しながらちょっと横にずらすと、自動的に1024×1024ピクセルの範囲を選択できる。あとは画像のどこを切り取るか、選択範囲を移動して[コマンド]+[K]キーで切り取り。保存して完了だ。


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iPhotoに登録してからiPadへ同期して、壁紙に設定すればキレイな壁紙になる。


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ちなみに画像位置は画像の中央を起点として回転するので、画像のように切り取られる範囲がそれぞれ違う。この点に気をつけて画像を作ろう。