Mac Fan読者モニターレポート
2009年7月号特集1「伊達mono」モニターレポート(ArcSoft Digital Darkroom)
発売元:ジャングル
価格:オープンプライス(実売1万8000円前後)
読者モニター:葛岡大輔氏
私がRAW現像ソフトを使用するのは初めてであり、比較する基準というものを持ち合わせていません。しかし、初めてRAW現像を行う者にとって、この製品がどのように写るのか、その点を中心に書いていきたいと思います。
インストールはインストーラを用いて行いますし、特に気をつける点もなく、スムーズに行えると思います。インストール時間も早く、本製品を入手したら、すぐに使える環境に移行できると思います。
最初に目に付いたのが、本製品の最新バージョンは[1.7.3.106]ですが、2008年3月26日が最終更新であり、2009年9月27日現在、新たなアップデートはなされていないという点でした。
また、私は現在、オリンパスのE-400をメインで使用しています。他のデジタル一眼レフカメラ(α900/EOS 5D Mark.Ⅱ)のRAWファイルも持っていましたので、試しに本製品に読み込ませてみました。
しかし、オリンパスE-400のRAW型式であるORFは展開することができましたが、現時点でα900のARW・EOS 5D Mark.ⅡのCR2を展開することはできませんでした。一応、アップデートも最新版をかけてありますが、もしかしたら、私の環境故の問題なのかもしれません…。
本製品の起動時間はとても短く、ストレスなく現像作業に移行できると思います。また、各種補正を行う際のスピードも際だつものがあると思います。この高速さが本製品の一つの大きな魅力だと思います。
また、各種操作も、バーをスライドさせるか、数値を直接入力して行うことができるので、直感的に操作ができます。本製品は、写真をまずは取り込んで使うもので、複数の写真を同時に調整出来るのが一つのポイントです。しかし、一気に写真を取り込んだり、現像しようとすると、動作が止まったり、ソフトが落ちることが何度かありました。
それでも、初心者にとってもわかりやすいソフトだと思います。しかし、青が綺麗に出ず、やや黄色がかった傾向にあるようで、空を入れて撮ることが多い私にとって、これは大きなマイナス要因になりそうです。同時にJPEGでも撮影していますので、設定をなるべく近づけて、2枚を並べると描写の傾向の違いがよく分かります。
また、ノイズの処理をしようとすると、ディテールが損なわれることが多く、積極的にノイズリダクションはかけられないと判断しました。勿論、シーンによっては非常に効果的な場面があるのも確かです。
投稿日: 2009年12月21日| Mac Fan読者モニターレポート |この記事のURL



