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Mac Fan読者モニターレポート

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2009年7月号特集1「伊達mono」モニターレポート(Blackmagic Video Recorder)

Blackmagic Video Recorder

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発売元:ブラックマジックデザインジャパン
価格:1万5980円
読者モニター:後藤誠氏

 USBドングルのような小さな本体をUSBポートに差すだけで扱え、ソフトウェアのユーザインターフェイスが洗練されていて、全体的にとても使いやすい製品だと思います。私の場合はVHSビデオデッキをSビデオケーブルと音声ケーブルで接続しました。
 ソフトウェアの設定は基本3つだけです。
1 入力ソースを「Component / Composite / S-Video」から選択します。
2 出力デバイスを「iPod (Small / Large) / YouTube / iPhone / Apple TV / Full Res」の中から選択します。選択したデバイスに応じて、エンコードされる動画の解像度とビットレートが最適に設定されるのが便利です。ビットレートは手動で最大3.5Mb/sまで設定できます。
3 最後にファイル名を入力します。拡張子は.mp4になります。

 そして、VHSを再生するとソフトウェア画面にスルー映像が表示されるので、録画したい場面で録画ボタンを押すだけです。録画をストップするとデスクトップ上にmp4ファイルが現れます。録画オプションの「Load into iTunes」をチェックしておくと、動画ファイルが作成された直後にiTunesが起動して、「ムービー」に動画が自動的に登録されます。出力デバイスをiPhoneにしてエンコードするだけで、あっという間に動画をiPhoneに転送できるのです。

アナログビデオでは、アンダースキャン気味に上下左右に黒い帯やノイズが見えることがあります。この製品ではソフトウェアの簡単なUI操作でクロップ処理ができるので、ノイズの見えないきれいな動画を作成できました。

20数年前の中学時代の吹奏楽部の演奏会ビデオをDVDにして、同級生に渡したいと思っていました。ビデオテープが劣化して激しい緑かぶりの色でとても見るに堪えない状態だったのですが、Full Resでエンコードしてから、iMovieの機能で色補正することができました。その後、iDVDでDVD-Videoにできました。同級生に渡したら喜んでくれると思います。

ただ、このVideo RecorderでエンコードできるのはH.264(MPEG4)なので、DVDフォーマットに変換する際に、MacのCPU上でMPEG2への再エンコードが入ってしまいます。最初からDVDにすることが目的の場合には、MPEG2エンコーダーを使ったほうがトータルの作業時間は短いと思います。HDD上での動画アーカイブや、iPhone、YouTube用にする場合には、圧縮効率の優れたH.264で簡単にエンコードできるこの製品のメリットは大きいと思います。

ソフトウェアの改善要望としてですが、エンコードされた動画ファイルがデスクトップ上にしか作成されないようなので、出力先のドライブやフォルダを選択できるようにしてほしいと思います。

投稿日: 2009年12月21日| Mac Fan読者モニターレポートこの記事のURL